それはそれは世にも恐ろしい話。
とても古いアパートメント。昔ながらのおしゃれな部類に入るのだろうか。木造アパートメント。
しかし、だいぶ古くなっていてところどころ補修が必要な感じになっていた。学校の購買部よりの紹介での斡旋だ。大学に大家がわざわざ来て契約を済ませた。
そんな人生初めての下宿。親元を離れたのも初めてだった。ただただ家を出たかった。 仕送りもとくにはなく狂ったように働いた。その当時はとにかく人生を時給換算していた。
働いた時間だけお金が入ってくるのがうれしくて、がむしゃらに働いた。それは寝る間を惜しんでという言葉がまさに当てはまる。
若かったためか体を壊すことはなかったが、今思えば効率の悪い仕事ぶりだと思う。朝学校にいく。学校終わったら夕方から深夜までレストランでホール。レストランを上がったら朝までガソリンスタンド。
シフトに入れない日は、工場でライン作業で朝まで。人生のすべての時間のコマが埋まっていた。寝る時間がなかった。
寝る時間を惜しんで働いて当時で月50万円だった。振りかえって分析すれば。。。学校を今のメインの仕事に置き換えれば。。。
寝る時間を惜しめば。。。プラス50万になるということか。。。ま、学校は寝てたりしてもよかったけど、さすがに本業で居眠りはできない。
無理かな。前置きがながくなってしまったが、ここから本題。
ここから本題にゃん
金縛りは、霊なのか、疲れなのか
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そこまで働いていると
毎日すごく眠くて。。。空いてる時間を見つけては寝るという生活になる。寝る時間が細切れになるんだけれども。
で、レストランから 次のガソリンスタンドに行く間を見計らって寝た。
すると
はあはあ
はあはあ
はあはあ
と後ろから声がする。。。。体が硬直する。。。疲れからくる金縛りだと信じたい・・・
だが、
後ろから
はあはあ
はあはあ
はあはあ
はあはあ聞こえる。。。。体は硬直している。。。。でもすごく眠い。。。霊の相手なんかしてるくらいなら少しでも寝たい。
霊に思い切って投げかけた。
「すごく疲れているから、本当に申し訳ないけど、隣に行ってくれんかね」
するとはあはあという声は消えた。そして時間までぐっすり寝て ガソリンスタンドのバイトに出かけた。
それ以来、はあはあする声は聞こえなくなったが、
それからほどなく
隣の家の住人が引っ越していった。
たまにはひんやりしたお話いかがですか。話の内容ではなく、雰囲気を感じ取ってください。
雰囲気です。
では、THEジャパニーズ ショート小話どうぞ!
How about a cool story once in a while? Feel the atmosphere, not the content of the story.
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